腕時計の風防は、一見するとどれも同じ透明なガラスに見えます。
しかし、実際には使われている素材によって、硬度・傷のつきにくさ・使用による変化が大きく異なります。
代表的な風防素材は、主に次の3種類です。
アクリル|ミネラルガラス|サファイアクリスタル

3つの代表的な風防素材、その違いは?
アクリル風防
ヴィンテージウォッチや、一部の復刻モデルなどに見られる素材です。
比較的柔らかいため、細かな傷がつきやすいという特徴があります。
一方で、浅い傷であれば研磨によって目立ちにくくできる場合もあります。
ミネラルガラス
硬度は、アクリルとサファイアクリスタルの中間程度です。
アクリルより傷がつきにくいものの、長期間使用すると細かな擦り傷や線傷が残ることがあります。
サファイアクリスタル
現在、多くの高級腕時計で採用されている素材です。
非常に硬く、耐傷性に優れているため、日常使用では比較的傷がつきにくいのが特徴です。
ただし、

中古腕時計を選ぶときは、どう見ればいい?
中古腕時計では、使用に伴う細かな傷が見られることは珍しくありません。
単純に「傷があるかどうか」だけを見るのではなく、
風防の素材・傷の深さ・外観や視認性に影響しているか
を確認することが大切です。
細かな線傷は通常使用によるものですが、深い傷・欠け・ひび割れがある場合は、より注意して確認する必要があります。
傷に強い素材でも、永遠に傷がつかないわけではありません。
素材の特徴を知ることで、中古腕時計のコンディションをより正しく見ることができます。
NISSEI JOURNAL
Timeless pieces, rediscovered.
